
どこのご家庭でも共通して言えることが、家族みんなが大半の時間をLDKで過ごすということだと思いますが、(部屋を使うのは寝る時だけですよね?)となるとLDKをいつもスッキリ保つのはなかなか至難な技ではないでしょうか。
常に居るということは、その周辺にいつも使うものやいつも着るものが自ずと集まってくるからです。
ゆえ、弊社ではたとえ掃除があまり得意ではないという方でも、少しでもLDKがスッキリ保てるように間取りづくりにおいて2つのことをオススメさせていただいています。
子供部屋を1階につくる
平屋が建てられる場合は必然的にそうなるのですが、
たとえ平屋が無理で2階建てにせざるを得ない場合だとしても、です。
子供部屋を1階につくれば子供たちが使うものを自分たちの部屋に片付けておきやすくなるからです。子供たちが小さいうちは、衣類はもちろん、おもちゃや絵本。小学校に通い出してからは、衣類はもちろん、学生服にランドセル、その他学校のもの。これに加えて塾や習い事、部活に使うものなど。
2階に部屋をつくってしまうと、いちいち自分の部屋まで持って行き、また持って降りてくるのはかなり面倒臭いことなので、間違いなく子供たちが手の届く範囲に置き放しにするのに対し、1階に部屋をつくっておくと、2階に比べるとずいぶんと持ち運びしやすくなりますからね。
また、1階に自分の部屋があると家族の気配を感じやすいので、小さいうちからでも安心して自分の部屋が使えるでしょうしね。
以上の理由から弊社では、基本どんな土地でも子供部屋は1階につくるということを提案させていただいております。
要は、子供部屋を
「子供部屋」兼「収納」兼「子供リビング」
として使えるようにすることで、LDKの荷物散乱を防ぐというわけですね。
「パントリー」兼「納戸」
そしてもう1つの提案が、キッチンの後ろに大きめの収納をつくるということです。
これを弊社では「パントリー」と呼んでいるのですが、キッチンの後ろにこの収納をつくる理由は、ここに冷蔵庫や家電製品を置き、キッチン背面をスッキリ見せること。
そして、ものが溢れがちなキッチン近くに豊富に物が置けて管理がしやすい収納が出来ること。
イメージとしては半分をパントリーとして使い、もう半分を納戸代わりに使うといったところでしょうか。
かつ、キッチン近くに死角の壁をつくることで、壁に貼る紙のものがリビング側から見えないようにすること、です。
キッチンの近くにはゴミの日程表や連絡票などなんやかんやと貼っておかないといけないものがありますからね。
以上のような理由から弊社では広めの「パントリー」をキッチン背面につくることをオススメさせていただている
というわけです。
もちろん、この収納の弱点としては冷蔵庫は問題ないものの、家電製品までの距離が少し出来るので、やや不便に感じるかもしれないという点があるんですけどね。
ま、そこに関してどう感じるかは個人差があるので、何を優先するかで決めていただくという感じですね。
いかがでしたか?
こうしただけでスッキリの完全解決までとはいかないものの、ずいぶんと片付けが楽になりそうに感じていただけたのではないでしょうか。
文章だけではいまいちイメージがつきにくいなーと感じられた方、あるいは実際にこの2つを採用した間取りを見てみたいと思われた方は、ぜひ弊社の住まいを見に来ていただければと思います。
それでは、、、
追良瀬